静岡は自分のペースを受け入れてくれる!
静岡で生まれた、長島暖帆さん。高校時代は千葉で、大学時代は東京で過ごし、大学卒業後、「久しぶりに、静岡に戻ってきました」。
「東京も大好きだったので、就職活動のときは東京と静岡、どちらの企業も見ていたのですが、私には静岡の企業のほうが肌に合っているように思い、静岡に戻ってくることにしたんです」
「子どものころに住んでいた頃は気づかなかったのですが、今回、戻ってきて思ったのは、静岡の方は穏やかだなと。東京はいつも人が急いでいるイメージで、私、のんびりしていると言われることが多かったんですよ(笑)。静岡では自分のペースを受け入れてもらえる気がします」
子育て支援が充実している静岡市
長島さんは、今年小学校1年生と年中になるお子さんのお母さんでもあります。第一子は静岡市で出産したという長島さん、「静岡市は、子育て支援をとても頑張ってくれている印象です。私も、何度も支援センターに足を運んでいたので、孤独ではなかったし、一人目でも安心して子育てできました。」と話します。
そんな長島さんに、静岡での暮らしについて聞いてみました。
匠宿は子どもにも親にもやさしい施設
「海もあり、山もある。生活のなかに学びの場がたくさんあることは、子育てをしている私にとってはとても大きな魅力です。来週は、丸子宿の体験工房・匠宿に行きます。子どもにとってはもちろん、親世代にもやさしい施設で、たびたび足を運んでいます。梅ケ島の魚魚(とと)の里もいいですよ~。ヤマメ釣りができて、自分で釣ったものを焼いて食べることもできます。子どもの食育にもなりますしね」
子どもの食育になるスポットが随所に
「食べることが好きなので、職場の近くの美味しいお店や季節の食べ物などの情報には敏感です。新茶の季節が近づくとわくわくしますし、久能のいちごはやっぱり美味しい! 海を眺めながらのいちご狩りはサイコーですよね
最近は夫が野菜づくりにハマっていて(笑)。家庭菜園では飽き足らず、地域の畑を借りて仲間たちと野菜を作っています。収穫した野菜を交換したり、地域の方との交流も楽しんでいます。」。
「人と街、人と人とのつながりを大切にしたい人には静岡はとてもいい場所だと思います」と、長島さん。「地域とのかかわりが多いというか、何かあっても助け合おうという意識があるんですよね」。
そして、子連れで訪れたい場所がたくさんあるのも静岡の魅力だと、長島さんは続けます。
「子どもも大きくなってきたので、そろそろキャンプデビューもしたいなと思っています」
静岡での仕事、子育てに、日々、等身大で取り組んでいる長島さん。
「静岡は長く住むのに適したところ。そして、伸びしろのある場所だと思います。若い人がいればいるほど、より活性化すると思うので、ぜひいろいろな人に訪れてほしいです」