静岡で働くことに魅力を感じ、移住を決めました
平石享さんは滋賀県長浜市出身。大学時代を東京で過ごし、就職は地元には戻らずそのまま東京でします。その会社で、カンボジア・マレーシアに合計5年間駐在し、新規事業の立ち上げを中心に従事し、その後、帰国のタイミングで退社。一度、滋賀の実家に戻りますが、「滋賀で仕事をする自分の姿がイメージできなかったんですよ」と、平石さん。
「地方都市も面白そうだなと思い、これまで来たこともなかった静岡を訪れたところ、水と空気がキレイで、町を歩いていても人にぶつかることはありません(笑)。ある程度経済規模もあります。新しい環境で働くことにも魅力を感じ、移住を決めました。」
こうして、平石さんは、2019年に,
人材サービス、保育園とコワーキングスペース、住居が一体となった、静岡市葵区の職育住一体型の施設運営に参画。現在、その施設に住み込み、運営責任者として働いています。
静岡に来てから、あまりイライラしなくなりました
「静岡に来て実感するのは、気候同様、静岡の人は穏やかだということです。知らない人が気さくに話しかけてくれますし、対人的なトラブルはほとんどありません。静岡に住むようになって、僕もおおらかになった気がします(笑)。店で待たされても、あまりイライラしなくなりました」
ほど良い都会感がいい感じです
「静岡はほど良い都会感がいいですね~。それでいて、車で少し行けば、田舎感もぞんぶんに感じることもできます。僕は静岡に来てから、小さな山に登るようになりました。竜爪山(りゅうそうざん)や浜石岳(はまいしだけ)など、標高1000メートル前後の山に登るようになりました。生しらすと生桜えびのおいしさも、静岡に来て良かったと感じる大きな要因です(笑)」
富士山をのぞむテラスでぼーっとする時間が最高!
「僕の住居であり、勤務先でもあるこの施設は2019年に開設されました。1階が保育園、2階がコワーキングスペース、3階が居住スペース、4階がテラスとなっていて、子育てと仕事、ワーケーションが同じ環境が整っています。よく住居から職場が近いことを心配していただくのですが、僕にとっては理想ともいえるシチュエーションです(笑)。屋上のテラス席で、富士山を見ながらぼーっと考えごとをするのも最高です! 休みの日は、友人を招いてバーベキューをすることもあります」
「静岡に来てから、道を覚えることを目的に、ランニングをするようになりました」と、平石さん。この施設の別の部屋には、最近、結婚された奥様も住んでいらっしゃるのだとか。一緒にお蕎麦屋さんめぐりも楽しんでいるそうです。
静岡に移住を決めたのは偶然(ある意味、運命的な出会い⁉)でしたが、現在はすっかり静岡ライフを満喫中。
最後に、静岡へのIターン、Uターンを考えている人たちに向けた、平石さんからのメッセージをご紹介しましょう。
「東京が面白いからと東京に行ってしまう人が多いのなら、静岡を面白くすればいいということに気づきました。一緒に静岡を面白くしていきましょう! ここの3階は、『お試しテレワーク住居』となっています。まずは静岡を体感してみませんか」